多少、薄曇りの天候が続いた3連休だったが、久々の旅行をと考えて三重の二見まで行ってきた。二見は有名な夫婦岩がある事で有名だ。その二見から少し離れた、南伊勢町五ヶ所浦湾場に伊勢現代美術館があるというのをホテルのパンフレットで発見し、早速行った。

二見から車で小一時間程度、アップダウンの激しい山道を抜けていくと目の前に湾が現れる。その湾内の高校や別荘地を抜けていくと湾の目の前に伊勢現代美術館がある。建物はお洒落な西洋風で、小さな駐車場が付いた美術館であった。周りは別荘ばかりで、静かであまり物音もしない。湾の波は静かに水面に波紋を描いていた。



水面を渡る風はあたたかく

水面をわたる静かなさざなみ




伊勢現代美術館は・・

そんな伊勢現代美術館は、斬新で、テーマとしては新人アーティストの発掘と現代アートをもっと身近なものへ近づけるための美術館だ。入り口を入ると愛想の良い受付の方が館内を案内。1Fは広々とした吹き抜けの展示室で、現在は企画展が行われていた。壁は白く、その白い壁にいくつもの作品が幅広く展示されていて、ゆったりと鑑賞することができる。1Fの喫茶コーナーでは、若いアーティストが作成したコーヒーカップでコーヒーとケーキセットをゆっくりと味わう事もできる。今回は「アオニフレル」というシュールな絵の展示会も2Fで開催されていた。また、少し離れた別館には庭にいくつもの彫刻が並べられており、自由に観たり写真撮影を行うこともできる。まさに現代アートに近づく事のできる美術館だ。



別館の庭のオブジェ1

別館の庭のオブジェが色々と並べられている。


様々なオブジェ2

創造性があり、楽しめるオブジェが並ぶ。



気になった1枚

さて、そんな伊勢美術館の壁に飾られていた1枚の絵。入った時には見過ごしていたが、再度じっくり見て回った時に「これはいいな」と思った絵画があった。『ひでひこ』というアーティストの『君の道』という作品だった。


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絵を買うって

今迄、「絵を買う」なんて事はなかったが、その作品を観た時に何故か「これは買わねば」という衝動にかられてしまった。絵は濃くもなく薄くもない緑色を塗った絵画(写真絵)で、その色合いと区切られた線のデザインに何かノスタルジックを感じ、作者の有名無名も関係なく妙に惹かれた。何かこう観ていて落ち着く。無機質な緑なのだけど、奥底に秘める整えれた升は静寂を感じた。白い壁に見事に調和し、安らぎの空間をそこにもたらしてくれている、そんないつまでも眺めていたい作品。値段云々ではなく、とても自分にとって心地よい作品に出会えたと感じた。

ちなみにひでひこ氏は彫刻家であり、多方面でも活躍されている。今年は伊勢現代美術館でも作品展をされるとの事。是非、機会があれば拝見してみたいと思った。人生の目的等についても悩んでいる文面がブログでも拝見できたが、自分にとっても同じである。ただ、こうして美術作品を通じて落ちついた気持を取り戻せるならば目的についても充分考える時間がつくれるような気がする。




ひでひこ氏のブログはこちら