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HULK
緑のごりら
正月も過ぎ行く所、丁度、映画特集でサンテレビで「Hulk」が放送されていた。丁度、以前に映画館で封切りされた時に観ようかどうか迷った映画だった。しかし・・結果は・・。この寒風吹き荒ぶ中に、このような映画を観てしまうとはと思うような作品であり、出来上がりであった。観る前から「サンテレビが・・」と思ってはいたのだが、案の定、的中したのであった。だいたいにしてサンテレビやテレビ大阪、京都テレビでは世間で言う「B級映画」が上映される事が多い。以前にもショック・ウェーブなるB級殺人ロボット映画をどうどうと放送するくらいなのだから、やはりUHFローカル御三家の映画チョイスのセンスは侮れない。
とりあえず、やばくなったら飛べと。
Hulkのストーリ詳細はググっていただくとして、簡単に書くと。
最初の出だしはよかったのだが、後になるにつれ物語の深みがよくわからなくなってくる。しかも、執拗に追いかける軍隊は、ハルクへ効きもしないライフルやら銃で追いつめる。怒り、暴れ、逃げ惑う主人公。しかし、主人公は途端に銃撃でやられそうになると、とりあえずジャンプ!ヘリに囲まれても、犬に噛まれてもジャンプ。そのジャンプも半端な距離ではない。軽く1度で100Kmも余裕で飛びそうな勢い。なんというか無重力状態でジャンプしているかのようなニュートンやマリオも驚きの跳躍力。それで映画のシーン変化をごまかしているとしか見えない。ヘリは殆どがCGだし、やけにちゃちい軍隊。一匹の怪物をしとめるのに容量の悪い作戦。最後の父親との対話シーンも流れがよくわからない。
よくわからんが。
また、よくわからんのが所々に入るコマ割りシーン。アメコミの雰囲気を出そうとしてコマ割りを入れているのかも知れないけど、これがまた無意味なコマ割りで、逆に観辛い。会話のシーンをわざわざコマ割りしなくてもいいだろう・・。もう少し、マシにできなかったものかしら。確かにILMのCGは凄いのだけど、この演出でCG自身もえらくチャチに見えてしまう。これは過剰演出。不要!
キャストについて。
エリック・バナの演技についてはともかく、フェノミナやラビリンスで一世を風靡したジェニファー・コネリー。これがまた少し大人っぽい女性を演じている。刑事役やケープフィアーで良き父親役を演じたニック・ノルティーがバナの父親兼マッドサイエンティストを演じる。どうみても良い人っぽすぎるのでマッドには見えないのだが・・・。ただ、悩める父親役としてはぴったりと言うべきか。
ということで。
マーベラスの原作では、良い感じなのにそれをB級映画にしてしまった、アン・リー監督。冒頭のシーンから流れが辛気臭く、自分としても犬が凶暴化して襲い来るシーンが長過ぎて怠くなってしまった。あまりの不評にリメイク版の「ハルク・インクレディブル」ではもう少しマシになっているという、アマゾン評価を読んでも、これを観た後だと観たくなくなってしまう。ラストシーンの父親との対決でもどこをどうやって父親に打ち勝ったのか(結果的には父親側に許容量以上のパワーを注ぎ込んで、父親が受け止められなかったらしいが・・・)よくわからない。
まぁ、ニック・ノルティと演技とジェニファ・コネリの細さに免じて
コネリーの腰のくびれだけのオススメ度:★★
オチ
映画中で一度もHulkという言葉が出てこなかったような気がするのだが・・・気のせいか。
| Print article | This entry was posted by lucifer-alpha on 2010年1月4日 at 1:01 AM, and is filed under CINEMA, 洋画. Follow any responses to this post through RSS 2.0. You can leave a response or trackback from your own site. |